6月補正予算が可決されました。
通常は3月に当初予算が組まれたばかりなので6月補正予算ではあまり大きく補正はしないのですが、今回は新型コロナウイルス関連で国から交付金があるのと、物価高騰が著しいことからいくつかのイレギュラーな補正予算が組まれました。
■ガウラっ子みんなで応援臨時給付金(+ようこそガウラっ子応援臨時給付金)
先だって、千葉県で小学生~高1の子どもを対象に1人1万円の臨時給付金支給が決定しました。
データ上、習い事や新入学の学用品など支出が多いところに絞った結果このような対象年齢になっているのですが、袖ケ浦では国の交付金を活用して上乗せし、18歳までの全ての子ども(平成17年4月2日~令和5年4月30日生まれ)を対象に同様に支給することとしました。
また、今年度中に転入してきたり、新たに生まれた子どもについても不公平にならないよう同様に支給します。
■電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業(国事業)
物価高騰を受け、低所得世帯に1世帯あたり3万円を支給します。
■キャッシュレス還元事業
キャッシュレス決済のポイント還元キャンペーンを行うことで消費の下支えをします。
還元率10%で、paypay、au pay、d払いが対象。
11月ぐらいからの開催を予定しています。
個人的には、袖ケ浦でのキャッシュレス還元キャンペーンは初となるため、消費喚起効果と域外からの消費取り込み(後者は定量的な計測は困難ですが)がどの程度あるか注目しています。
■物価高騰対策農業者支援金事業
肥料・飼料や燃油等の高騰の影響軽減のため、農業者に規模に応じて5~50万円の給付金を支給します。
■学校給食費物価高騰分負担事業
保護者側からすると変わらないのでとてもわかりにくいのですが、当然ながら給食の原材料なども物価高騰の煽りを受けています。
揚げ物につかう油にいたっては従前の1.3倍ほどに値上がりしてしまっているそう。
そのため、約2,700万円を投じて給食費や給食の質・量に影響が出ないようにします。