3月議会で新年度予算が可決され、その中で新たな公共交通手段として期待される「チョイソコがうら」が10月から市内全域に拡大されることになりました。
昭和・長浦地区をエリアA、平岡・中富地区をエリアBとしてゆりの里を乗り換え場所として運行される予定です。
令和4年から長浦地区での実証実験として始まったこのサービスは当初予定では令和7年までの実証実験の結果を見てその後を判断するという方針でしたが、利用している方の評判がいいことや、他の地域の方からの要望もあることから早期拡大に踏み切った形です。
私を含め会派としても早期拡大を要望していたので応えていただいた結果ですが、収支状況や乗合率(同時に複数の利用者が乗り合いになるか)はまだまだ厳しい状況であり、ぜひ多くの方にご利用いただきたいと思います。
■その他の新規事業など
*母子手帳アプリの導入
問診票の入力や予約をアプリから行えたり、行政側からプッシュ型で情報を発信したりと、利便性の向上と支援を行き届かせることを目的に導入します。
*重層的支援体制整備事業
高齢者、障がい者、子ども、ひきこもり、生活困窮など様々な分野で支援が必要で、複雑・複合化しているケースにも対応できるように一体的な支援を行えるようにします。
ややわかりにくい事業ですが、まだ市としての解説ページがないのでおおよその概念などを知りたい方は厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。
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重層的支援体制整備事業について | 地域共生社会のポータルサイト|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/kyouseisyakaiportal/jigyou/
*被災者支援システム
災害時の業務を効率化するシステムを導入し、罹災証明など災害対応をよりスムーズにします。
*パートナーシップ・ファミリーシップ制度導入
既存の婚姻・家族の法律に当てはまらない様々な形の関係の方々についても公的に証明することで、行政・民間ともにパートナーや家族としての対応ができるようにします。
行政としては各種申請や受領を代わりに行え、民間におけるサービス例としては医療機関における「治療説明での同席」「入院の付き添い」「手術などの同意」、民間企業では「ローンの配偶者扱い」「生命保険等の受け取り」「クレジットカードの家族カード作成」「家族割の適用」などが想定されています。
また、既に同制度を導入している千葉市や船橋市など県内6市との間で転出入の手続きを簡素化する協定の締結を検討しています。
*自転車用ヘルメット購入補助
昨年からの自転車用ヘルメットの義務化を受けて、着用促進のため購入費用を補助します(2,000円/人 上限)。制度詳細は5月に発表予定ですが、対象は4月1日からとなるので早めに購入される方は領収書を保管しておいてください!