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木更津港にクルーズ船?

最近、千葉港と木更津港でそれぞれクルーズ船寄港の計画についてお話を伺う機会がありました。この流れの背景として近年クルーズ観光市場が世界的に大幅成長しており、訪日観光客の増加と合わせて非常に期待ができる分野だということがあり、国としても訪日クルーズ客を現在の100万人強から500万人に伸ばすことを目指しています。
千葉・木更津両市ともクルーズ船の寄港による観光客増を狙い、整備等を計画しているのですが、特にお隣・木更津市は港のサイズから数千人クラスの大型クルーズ船(大きいもので15階建てのものも!)も寄港可能ということで、新たな外国人観光客の方の流れができるかもしれません。また、ただ寄るだけの寄港地となるか発着地となるかで周辺への経済効果が大きく異なる(前後での宿泊が発生するため)のですが、木更津は立地上成田空港から比較的近いこともあり、将来的な発着地としての優位性も考えられます。

とはいえクルーズ観光客は夜には船に戻ってしまうため、普通の観光客と動線が異なったり、船を手配する企業の采配次第で大幅に客数が上下したりと難しい部分もあります。さらには港から多数の方がバスでツアーに行くのが一般的ですので、市内だけで完結することはまず有り得ず、近隣自治体との連携も欠かせません。
袖ケ浦市としての理想は港からのツアーに市内が組み込まれることですが、それがなくとも近隣にそれだけの消費・雇用の需要が生まれることは間接的でも十分プラスになると考えます。
下のリンクは木更津の協議会の様子ですが、実際に木更津港に寄港した大型クルーズ船の内部の様子まで写真があっておもしろいですよ!(船の中にショッピングモール、劇場やカジノも)http://www.city.kisarazu.lg.jp/14,50868,40,267.html
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