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一般質問・(仮称)袖ケ浦火力発電所計画の科学的見解について

昨日で一般質問の日程が終了しました。
今回私の一般質問は環境行政について、ということで
(1)石炭火力発電所計画の科学的見解はどのように導くのか
(2)椎の森火力発電所の計画概要と環境対策は
という内容でした。

(1)の石炭火力発電所計画についての質問は、事業の環境アセスメント(※)そのものは県の審議会でチェックされるものの、市として主体性を持った判断をするためにも、独自で科学的見解をしっかりと出せるだけの体制は整っているのか、という主旨でした。

現在、市では「環境審議会」が設けられており、こちらで石炭火力発電所計画についても審議されることになりますが、この審議会には専門家や市民など幅広い参加者が委員となっており、この計画のように高度に専門的な事柄についても対応可能とのことでした。とはいえここ3年ほどの開催実績は年3~4回であったため、「果たしてこの開催実態で十分な審議ができるのか?」「特別委員会制度(特定のテーマに特化して少人数で取り組む制度)を使っては?」ということを疑問に思いその点も質問しましたが、おそらく開催頻度を増やして対応することになるだろう、とのことでした。

質問の最後に、審議方法について審議会委員の意見を十分聞きつつ、しっかりと自主性を持って計画に対する判断ができる体制を整えるよう念押しして(1)の質問としました。

(2)の質問につきましては、長くなったのでまた後日分けて書きたいと思います。

※ 事業が環境に与える影響についてあらかじめ事業者自らが調査、予測、評価を行い、その結果を公表して一般の方々、地方公共団体などから意見を聴き、それらを踏まえて環境の保全の観点からよりよい事業計画を作り上げていこうという制度。
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