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子どもの環境について【一般質問】

8月~9月議会の一般質問では、子どもの環境についていくつかの質問をしました。

*自由な遊びのプレーパークを!
自然や廃材を使って遊んだり、泥遊び・水遊びなど子ども達が自由な発想で遊ぶ「プレーパーク」と呼ばれる公園。昔に比べて自由に遊べる場所が減った近年ではこうした場所が増えており、県内でも20以上 の自治体で整備されているそうです。
子ども達のためにも地域の魅力を高めるためにも、こうした場所を設けるべきと以前より提案しており、市としてもその価値を理解したものの、運営を行う地域団体やNPOが必要なことがネックとなっています。市民の中には実際にプレーパークに興味がある、運営に手を挙げたいという声も聞いていますので、うまく市と連携していけるよう引き続き取り組んでいきます。

千葉市:プレーパーク(子どもたちの森公園) ttps://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/kikaku/pure-pa-ku.html

トップページ | 川崎市子ども夢パーク https://www.yumepark.net/


*代宿児童館 貴重な子どもの屋内遊び場のゆくえ
現在、代宿児童館については市内の多くの地域から利用があるものの、廃止または譲渡の検討が進められています。しかし、仮に廃止となった場合には貴重な屋内の遊び場が無くなってしまうため、「何らかの形で市内に子どもの屋内遊び場は確保する」というのを議論の前提として置くべきと訴えました。
子育て支援の一環として、屋内の遊び場を新設する自治体も増えています。
近年は夏場になるとあまりの高温により日中の屋外で遊ぶことは推奨されず、こうした施設の重要性は市としても認識しており、代宿児童館の議論と並行して検討する方針となりました。

*学校施設、設備の点検を業者点検とすべき
学校施設、設備の老朽化などによる事故で子供が犠牲になるというニュースは度々あり、そのたびにやるせない思いでいっぱいになります。
遊具についてはきちんと専門業者が入って3年に1度点検を行っているのですが、遊具以外の設備、スポーツ設備などについては教職員が目視等で点検し、判断が困難な場合には業者に依頼するという体制になっています。
質問の中である程度は実際にこの体制が機能して修繕しているケースがあることがわかりましたが、全国的に事故の事例を見ていると、「1週間前に教員が点検したばかりだった」のに事故が発生して、最悪死亡につながる重大な事故となっているケースは珍しくありません。
設備点検は教員の本来業務ではなく、文部科学省からも最近出された指針で「地域ボランティアや民間委託も検討し、教師に行わせないように務めるべき」「特に対象によっては構造上の複雑さや表面の塗装等により教職員では金属疲労や腐食など正確に把握できない場合もある」と書かれています。
こうしたことから遊具点検と同時に実施するなどして業者点検とすべきではないかと質問したところ、実施を検討することになりました。


*子連れでも気にせず使いやすい図書館を
図書館の児童書スペースは親子の会話はOKとなっていますが、認識の問題や結局仕切られておらず声が目立ってしまうことから、小さい子どもと行くには気をつかってしまいます。
他自治体ではより明確に会話ができる場所を設ける図書館を作っているところもあり、物理的に明確に区切るなどして気軽に親子で行きやすい図書館にしないか提案し、まずは現在ある「おはなしのへや」の平日開放について検討すると前向きな回答がありました。
また、答弁としては調査研究するというもの止まりでしたが、駅などで予約本の受け取りや返却ができるようにしないかとの質問も行いました。宅配ボックスと類似のシステムが発達して、昔よりも使いやすく導入できるようになっていますので、検討の価値と実現性はあると考えています。

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