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子育て世代にお米!コロナ対策追加独自施策など補正予算

6月定例会の補正予算では、国の交付金を活用した追加のコロナ対策独自施策などが組まれました。
わかりやすい方から紹介します。

・学校給食費物価高騰分負担事業
・公立保育所副食費物価高騰分負担事業、市立保育所等への臨時支援金
このあたりはわかりやすいですね。物価高騰に伴って、給食等の量や質を落とさないように支援します。

・事業用車両燃料費支援事業
・公共交通原油等緩和対策事業
観光バスなどの保有事業者、路線バス、タクシーの燃料高騰に対する緩和策としての支援です。
金額としては正直に言って高騰分をカバーできるものではないのですが、予算制約上せめてもの支援といったところです。

・燃油、物価高騰に係る農業者支援事業
これも上と同じ趣旨の農業者版です。

・燃油、物価高騰に係る子育て世帯支援事業
名称は上と似ていますが、「子育て世帯に新米の袖ケ浦産コシヒカリを5kg配る」という事業です。
お金がかかる子育て世帯支援と、コロナで外食産業の低迷から影響を受ける市内米農家の支援も兼ねています。
9~11月で申込者に順次配布予定とのこと。

・飲食店応援グルメチケット事業
市内飲食店支援のため、プレミアム付グルメチケットを販売します。
4,000円で1,000円上乗せされるもので3,000セット販売、こちらも9月ごろを予定だそうです。

さらに、コロナ関連以外の補正予算を3つ紹介します。

・ふるさと納税(氣志團万博チケット)
以前から「ふるさと納税返礼品にできないのか?」という声は上がっていた氣志團万博チケット。
仕組み上難しかったのですが、チケット会社がふるさと納税に対応できる仕組みを作ったとのことから新たに返礼品に加わりました。
3,000枚分用意してあるため、最大で寄付額で1億4,400万円、支出(チケット代・発送費・事務手数料など)で約6,200万円となり、差引約8,000万円強の新たな収入となります。

・HPVワクチンキャッチアップ接種(償還払い)
子宮頸がんにかかる方は毎年1万人にものぼり、そのうち3千人が死亡しています。
20~30代に増えていますが、100%ではないもののワクチンで予防できるがんです。
漫画「コウノドリ」でも子宮頸がんのエピソードがありますので、ぜひ読んでみてください。
さて、そんなHPVワクチンも一時は安全性に疑問があるとの世論が起こり、積極的勧奨(行政から勧められる)がストップしていました。
しかし、改めて安全性には特段の懸念が認められないことが確認されたため、今年4月から積極的勧奨が再開しました。
この積極的勧奨がストップしていた間に受ける機会を失った女性を救済するため、「キャッチアップ接種」と言われる特例の無料接種制度もスタートしています。
袖ケ浦市では、さらに「この間に自費で接種した人にも接種費用の払い戻しをする」という制度をつくったのです。

・休日部活動の段階的な地域移行(試行的な取り組み)
教師の多忙化はニュースでも取り上げられるようになり、私も以前から議会で取り上げておりましたが、その原因の部活動です。
休日の部活動について、「教師ではなく地域の方が指導する」やり方への移行を国が示したことから、スポーツ庁委託事業として千葉県で4市町(柏、睦沢町、白子町と袖ケ浦市)が選ばれ、実験的に行うことになりました。
野球、サッカー、陸上、バレー、卓球、柔道の6種目でやることとなり、「実践研究」という位置づけで始まります。

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