先日は委員会審議がされた議案の議決。中でも「長寿祝い金」について88歳の祝金を無くすなどして縮小する議案について、10対11で割れる結果となりました。
私からは
・他の事業と比べても根拠、目的、効果が不明瞭
・税収増といっても老人福祉費は5年で2億円増など決して余裕のない財政状況、さらに88歳に達する方は増えて事業費が大きくなっている
・高齢者福祉施策を縮減するという話ではなく、移動支援など他のより効果や目的が明確な事業の財源の一部ととしたいという市の意向は理解できる
・先延ばしにする議論も出たが、その間他の高齢者福祉施策の充実を検討する際に財源面でより慎重にならざるを得なくなってしまう
といったことから、移動支援などの速やかな充実と、(お金のかからない)代替の表敬手段や丁寧な周知を求めつつ、賛成の討論を行いました。
結果としては賛成10人=少数で否決となりましたが、必要な事業を見極めなければならない時代、より必要な事業に集中するためにも見直すべき事業の1つだと考えています。
先日10対11の議会二分の末に否決となった長寿祝い金の縮小議案、当日の討論の様子の録画が公開されています。
当該議案は議案第12号で、動画の37:50ごろから。私の賛成討論は40:40ごろからです。