「火葬場の問題」と聞くと高齢者向けの話題と思ってしまいそうですが、よく考えると亡くなる当人は場所や維持費の問題など直接的には関係ありませんから、残される家族である現役・将来世代に大きく関わる問題なんですよね。袖ケ浦市は市内に火葬場を持っておらず、また近隣市との共同運営も行っておりません。 これは千葉県内では唯一、という状態だそうです。ではどうしているかと言うと、主に市原市の火葬場をずーっと暫定的に使わせてもらっています。もちろん独自での建設は何十年も前から検討はされていたのですが、やはり迷惑施設ですからなかなか周辺住民の同意が得られず、今日まで至っています。 実はいまこの状況が大きく変わろうとしています。木更津・君津・富津とのいわゆる「かずさ4市」で、共同火葬場を新設しようという方向で話が進み始めました。(続く) |