に投稿 コメントを残す

受動喫煙について3件同時に陳情

今回の定例会には、受動喫煙に関する陳情が3件同時に出され、関心の高まりを伺わせます。

ざっくり3つの陳情の主旨を言うと

(1)受動喫煙防止条例を「市として」早期制定を
(2)「県に」受動喫煙防止条例制定の要望を
(3)たばこ事業者も受動喫煙防止に協力しているので、むやみに各自治体ごとに条例制定をして混乱が起きないようにしてほしい
というものです。(委員会で改めて各提出者から内容の説明があり、まずは書面を読んだだけなので若干ずれてるかもしれませんが)私個人の意見としては、受動喫煙規制は陳情にもあるように混乱が起きないようなるべく広域の一律規制(できれば国)が望ましいとは思いますが、広域規制が不十分であれば独自規制が必要だと思っています。
に投稿 コメントを残す

カフェ ど ぎかい@平川地区

画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、テーブル、室内
今日は「カフェ ど ぎかい」が平川公民館で行われ、参加してきました。

ワールドカフェ方式(各テーブルごとに少人数で対話するやり方)で「平川地区の活性化」というテーマにて、自治会、消防団、PTA、新成人など様々な方とお話させていただきました。

全体のまとめは改めてまた後日の地域活性化委員会で行われますが、私が参加したテーブルの意見を伺っていると、「下手に都会化を望むわけではなく、自然豊かなのが平川地区の良いところであり、そうしたところを伸ばしていきたい」「公共交通が高速バスとの連携などをしてほしい」「土地は安いが調整区域なので家を建てにくい」といった意見が出ました。

袖ケ浦市議会としては過去にも開催したカフェどぎかい、私は初参加でしたがとても和やかな雰囲気で固すぎず、いいイベントだと思います。
に投稿 コメントを残す

問われるコンプライアンス意識

松葉杖で目立ちながらも(笑)、総務企画常任委員会に出席しました。

議題は袖ケ浦駅海側地区の課税誤り問題について。誤った判断に至るまでの過程を詳しく確認しましたが、やはりコンプライアンス意識に欠け、根拠の確認等をほとんど行っていなかった実態が明らかになりました。近日中に市側から改めて原因のまとめと再発防止策の提示がある予定ですので、最後までしっかりとチェックしていきます。
に投稿 コメントを残す

一般質問その2 公立保育園のおむつ処理

保育園のおむつ処理については大きく2つに分かれて、園内処理をするパターンと保護者に持ち帰らせるパターンがあります。

現在、袖ケ浦市の公立保育園では持ち帰りの方式をとっています。当然保護者としては園内処理してくれた方が楽なわけですが、衛生環境が確保できるか、保育士の業務効率上問題がないか、処理費用が(公費負担にするかは置いといて)かさみすぎないか、といった課題が想定されます。

しかし、市からの回答の最も大きな理由は「持ち帰って中身を確認することで健康状態をチェックでき、また成長の喜びを実感できる」というものでした。個人的には全く納得できませんし、そう感じる保護者の方も多いのではないかと思います。

要するに、非合理的な(可能性がある)負担をわざわざ保護者に強いているということです。私の息子は私立保育園に通わせているので園内処理ですが、毎日保育士さんとのコミュニケーションがあるので、その中で園生活で異常があればわかりますし、保育園にどんなに頑張ってもらったところで成長の実感ができないほど手がかからなくなるものでもありません。

そもそも「長時間放置されたおむつをわざわざ開封して中身を見る」など、衛生的に当然よろしくなく、健康状態の確認のために感染症リスクを高める本末転倒な話です。(データはありませんが、おそらく実際にやっている保護者はかなり少数なのでは…)本件は両方の方式の保育士にもヒアリングしていますが、園内処理している保育士さんは「持ち帰りのために個別保管するのは効率が悪い」とおっしゃっていました。

保育士に負担させろという話ではなく、保育士としても効率があがる可能性があるなら(少なく見積もっても効率が悪くなるということはないのでは)、あえて親に負担をかけなくていいと思います。

負担を減らし、その分他のことで喜びを実感できる精神的余裕が必要ではないでしょうか。現場の業務内容に大きく影響を与える話なのでひとまず市の回答も研究する、というものにとどまりましたが、状況を報告してほしいと伝えており、今後も注視していきたいと思います。
に投稿 コメントを残す

12月の委員会審議

今日まで3日間、各委員会の審議が行われています。
初日は私も所属する総務企画委員会の審議。保育士処遇改善、要保護および準要保護生徒への中学校入学準備金の前倒し支給などを含む補正予算が可決されました。

また、審議ではありませんが袖ケ浦駅海側の課税誤りについての詳細調査を進めており、原因と再発防止策の確認について引き続き掘り下げていく予定です。

なお、昨日の文教福祉委員会では平岡小幽谷分校のグラウンド交換の件について状況の確認が行われました。本件も一般質問等で出ている通り、そもそも幽谷分校の今後のあり方も検討が進められており、一筋縄ではいきません。
に投稿 コメントを残す

一般質問ー空き家バンクについて(実績、農地付き空き家バンクなど)

今回の一般質問その1は、開始から1年が経過した空き家バンクについて。

長浦駅近くの空きビルのような例もあり、空き家対策は最悪人命にも関わる問題であることを実感させられました。質問の中で、利用希望は多いのに物件は登録が進まない状況、全国版空き家バンクへの登録を進めている(無償)状況などがわかりました。

さらに提案として、「農地付き空き家バンク」の制度を導入しないか質問しました。通常農地の購入には下限面積が「営農で暮らせるレベル」に設定されているためハードルが高めなのですが、将来的に農業をやりたいが試しにやってみたいという人や、いわゆる2拠点居住をしたいという「プチ農業」という需要にマッチしません。袖ケ浦は都心部からほどよい距離で農業を営んだりや自然を楽しんだりできる立地であるため、制度変更だけで特別費用がかかるわけでもないこの施策を行う価値があると考えています。

空き家対策、耕作放棄地対策、移住者誘致、産業振興など様々な側面があり、農業委員会が大きく絡む施策でもあることから即座に進めるというのは難しい件ですが、まずは事例研究をするとのことでしたので良い方向に進むことを期待します。
に投稿 コメントを残す

岩手県・紫波町視察

画像に含まれている可能性があるもの:木、空、雲、家、屋外、自然
会派(新風会)にて岩手県・紫波町に視察に行ってきました。「オガール」という公民連携の代表格と言える施設があり、「稼ぐ」意識が公民ともにしっかりとあるのが特徴です。そのため視察も大変多く、ちょうど同時期に近隣市議会からも視察に行っていたようです。

実は私は数年前から紫波町に行ってみたいという思いがずっとあったのですが、会派視察の行き先検討の際に私の意見を優先していただき今回の視察先決定となりました。テーマは「オガール」という施設全体の他に、袖ケ浦でも先日条例が可決・施行された「協働のまちづくり」をかなり以前から取り組んでいるためその状況について、空き店舗等をリノベーションして再活用する「リノベーションまちづくり」について、ということで視察させていただきました。

協働のまちづくりについては具体的に始める際の動き方、リノベーションまちづくりについても水面下での職員さんの苦労話など、参考になる話をいろいろと伺えました。余談ですが、偶然にも地域おこし協力隊には以前携わっていたアカペライベントのスタッフの後輩が就いており、岩手で再開するという縁を感じる視察でもありました。
▼リノベーションまちづくりの第1号となったパイとキッシュのお店「はちすずめ」さん。
画像に含まれている可能性があるもの:植物、木
に投稿 コメントを残す

那須塩原市、鹿沼市の視察(若手市議会の会)

2日間、研修を詰め込んだスケジュールでした。
関東若手市議会議員の会の研修として栃木にて、観光、シティプロモーション(那須塩原市)•児童の習熟度別指導(鹿沼市)リノベーションまちづくり(鹿沼市)さらにその帰りにそのまま知人から紹介いただいたリノベーションまちづくりについての講演会に。

リノベーションまちづくりについては実は来週も視察を行う予定ですが、難しいのは「あくまでも民間主導でないとうまくいかない」という点です。下手に補助金を突っ込めばまちごと死滅しかねません。行政側はどのような手助けが適切なのか、探っていきたいと思います。

また、習熟度別指導では児童の習熟度に応じて別れて学び、内容も科学的なアプローチから非常に工夫されていることで、児童がとても楽しそうに授業を受けているのが印象的でした。
に投稿 コメントを残す

先生方の負担軽減になるICT活用を

今回の一般質問も無事終了しました。

一点目は「校務支援システム」の導入について。先生方の負担を減らすためのICT環境整備を来年4月から導入することが決まっているため、その具体的な内容を確認しました。
グループウェア、名簿の一元管理などの機能があるそうですが、今回注目したのは「リモートアクセス機能」です。育児等で自宅作業をしたい先生のサポートをする機能ですが、その分労務管理をきちんとしなければ負担が周りの目に見えづらくなる恐れがあるため、労務管理が非常に重要になります。

教員は制度上残業代の概念がないため、労務管理の意識が非常に薄い業界であることは暗黙の了解状態。リモートアクセスの導入で逆にそういった労務管理の意識の低さが潜在化するのではないか?という懸念から今回の質問を行いました。

基本的には「ログの管理やUSBの貸し出しで管理する」という回答でしたが、それらは「管理職(教頭や校長)の労務管理がしっかりしている」という前提が無ければ何の歯止めにもなりません。さらに現状の市内教員の勤務実態を確認しようとしたところ、全国的な文科省のデータはあるものの、市内としては把握はしていないとのこと。

やはり、そのような状態で単純に形だけ導入することは過労を潜在化させてしまう恐れが高いと思います。ICTシステムの導入といっても、結局は管理する人間の意識が前提になければ労務の適正化にはつながらないため、来年4月の導入までに管理と方針整備の徹底を求めました。

教員勤務実態調査(平成28年度)の集計(速報値)について(概要):文部科学省 –http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/04/1385174.htm
に投稿 コメントを残す

ICTの力で地方活性化をーNPO法人 上総らぼ

富津市中央公民館で、NPO法人 上総らぼの島野理事長による「かずさ4市のAEDの設置場所をGoogleマップにマッピングしよう!」という高校生向けの企画を見学。
応募が多すぎたため、別日にも分けたそうです。元のデータが必要だったので袖ケ浦市分のデータ整理・提供で協力させていただきました(袖ケ浦市消防に一部データ提供いただき感謝いたします)。高校生が場所の住所データをエクセルで整理し、Googleマップで読み込んで地図上に一目で分かるように反映させる、という一連の作業を行っていました。

しかし今あるデータは公共施設分がほとんどであるため、今後民間施設の設置分を高校生に調べてもらって反映させていく予定です。

ちなみに、上総らぼは「ITの力で地方の活性化を」を掲げ、富津市ICTアドバイザーでもある島野理事長を筆頭に上総地域で活動されているそうです(今年5月に法人登記)。今後もVRの活用やスマホを使った道路整備状況の把握など、面白い企画がいろいろとあるそうです。
http://kazusalab.org/