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建設経済委員会(16.12.15)

今日は建設経済委員会。これも私は傍聴のみで、かつ大きく揉めるような議題もありませんでしたが、ゆりの里の指定管理者が改めて募集となり、結果としては現在運営を行っているJAきみつが優先交渉権を得る方向です。
ちなみにゆりの里は売り場面積の拡張が来年度予定されており、ただ単に今まで通りやるということではなく、より魅力的な施設になるようにして欲しいと思います。会派で雑談していても、あんなことやこんなことができるんじゃないか?と面白い話ができました。
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文教福祉常任委員会(28.12.14)

今日は文教福祉常任委員会。私は委員ではないので傍聴のみです。賛否が割れる議案はありませんでしたが、以下の2つの件を紹介したいと思います。

陳情第2号:子供と妊婦の受動喫煙を防止する取り組みを求める陳情書→タイトルの通り、受動喫煙防止に向けて条例制定や啓蒙に向けて取り組んでほしいという内容の陳情です。私も非喫煙者かつ小さい子どもを抱える身として、受動喫煙の防止はぜひ社会全体で進んで欲しいと思っています。
さすがに受動喫煙を防ぐよう取り組むことそのものに異論はありませんでしたが、条例を定めるとなると課題も残ることから趣旨採択(意見は妥当だが、実現性に確信がもてない)となりました。確かに条例を制定するとなると「罰則を定めても、どうやって取り締まるのか」「飲食店に対して厳しくしすぎると、経営面でマイナスになったりそもそも店舗改修ができなかったりする」といった問題もあります。
しかしながら都内で生活や仕事をしていた身としては、「喫煙の規制が10年は遅れてるな…」と感じてしまいます。

議案第8号:奨学金制度の改定(※)→従前は他の奨学金制度との併用が不可だったのですが、昔よりも大学の入学金・学費がかなり高額になっていることから、より使いやすい制度にするため他の制度と併用OKとするものです。また、延滞利率も学生支援機構の水準に合わせて7%→5%に下がりました。
※正式名称:袖ケ浦市奨学金貸付条例の一部を改正する条例の制定について
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総務企画常任委員会(28.12.13)

本日は、所属する総務企画常任委員会が開催されました。(市議会の流れは、各議案について担当する委員会で詳細の審議が行われ、本会議で最終的な採決が行われます)賛否が分かれたものは以下の3つ。委員会中は他の議員の質問と内容が重複する部分等も多かったためそこまで発言していませんが(早めに発言しないとタイミングを失いますね…)、私個人の賛否理由も書いていきます。

陳情1号:JR東日本に対して、内房線の安全対策・障害者対策強化を求めるもの。(※1)→心情としては理解できるものの、前提部分に事実と異なる箇所が含まれている(加えて要望内容とかみ合っていない)、ホームドアの設置など現実的には過剰要求と考えられる内容がある等の理由から、この内容での要望は難しいと考え反対しました。 
JRは民間企業とはいえ公共性は高いのでバランスが微妙なのですが、やはり企業としてのコスト負担に耐えられる現実的な落とし所を探って、安全性や利便性を確保する交渉をしていくべきだと思います。
【採決:反対多数により否決】

議案第3号:特別職(市長・副市長・教育長)と議員の期末手当を、人事院勧告に基づいて増額する議案。(※2)→この一つ前の議案に、民間給与水準が若干増えたことから、一般職員の給与を(若干ですが)増額する議案がありました。 
これも同様の理由で改定する議案ですが、対象が特別職及び議員というものであり、民間でいう経営者層を含みます。(全国的な課題なのである程度しかたない部分もありますが)財政が徐々に厳しい状態になりつつある中で、経営者層の給与を単純に民間水準(しかも従業者)との比較で増額すべきか?と考え反対しました。
【採決:可否同数のため委員長採決により可決】

議案第10号:28年度補正予算(※3)→仮補修どまりの台風・長雨被害を受けた河川改修や各施設の設備修理など必要と思われる項目で、金額も妥当であると考え賛成しました。(?の給与増額部分を含むことから反対の議員がいらっしゃいました。)
【採決:賛成多数により可決】

(※1)正式名称「内房線沿線住民の安全と利便性確保を求め沿線自治体の連携強化による要請活動を求める陳情」
(※2)正式名称「袖ケ浦市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び袖ケ浦市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(※3)正式名称「平成28年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)」
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初の一般質問

今日は、初めての一般質問を行いました。ざっくり言うと

①既存の不動産市場がある中で、契約に責任を持つわけでもなく、特別にお金がかからないわけでもない(普通の仲介業者もマッチング自体には費用が発生しない)のに市が空き家バンクを行う意義は?
②現在の幼児保育の計画で長浦地区において平成30年度に何らかの方法で150人確保となっているが、現時点で検討している具体的な手段は?

という内容の質問を行いました。詳しいやりとりの内容は後日ご報告したいと思いますが、保育の質問の中で、現在長浦地区で新たな認可保育園開設の話を事業者から頂いているとの答弁がありました。まだ話を頂いているだけの段階なのでスケジュールも含めかなり未確定の部分が多いですが、待機児童の解消に向けて希望的なお話が出て良かったです。
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本会議期間スタート

火曜日より、本会議期間がスタートしています。調査期間をおいて、来週(6~8日)は一般質問、再来週(13~15日)は各委員会の審議、19日採決となります。
主だった議案としては、
*県人事委員会の勧告に基づき、一般職・特別職・議員の給与改定(若干増)を行う議案
*袖ケ浦駅北口の駐輪場で原付の一時利用を開始する議案
*奨学金の利率を下げ、他の奨学金と併用OKとする議案
*ゆりの里指定管理者を更新(JAきみつ)する議案などです。
写真は補正予算に含まれる、台風の影響で護岸工事が必要となった場所を実際に見に行ったところ。一般質問では長浦地区の保育計画と空き家バンクについて質問する予定です。さて、各議案の精査を頑張ります!
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木更津港にクルーズ船?

最近、千葉港と木更津港でそれぞれクルーズ船寄港の計画についてお話を伺う機会がありました。この流れの背景として近年クルーズ観光市場が世界的に大幅成長しており、訪日観光客の増加と合わせて非常に期待ができる分野だということがあり、国としても訪日クルーズ客を現在の100万人強から500万人に伸ばすことを目指しています。
千葉・木更津両市ともクルーズ船の寄港による観光客増を狙い、整備等を計画しているのですが、特にお隣・木更津市は港のサイズから数千人クラスの大型クルーズ船(大きいもので15階建てのものも!)も寄港可能ということで、新たな外国人観光客の方の流れができるかもしれません。また、ただ寄るだけの寄港地となるか発着地となるかで周辺への経済効果が大きく異なる(前後での宿泊が発生するため)のですが、木更津は立地上成田空港から比較的近いこともあり、将来的な発着地としての優位性も考えられます。

とはいえクルーズ観光客は夜には船に戻ってしまうため、普通の観光客と動線が異なったり、船を手配する企業の采配次第で大幅に客数が上下したりと難しい部分もあります。さらには港から多数の方がバスでツアーに行くのが一般的ですので、市内だけで完結することはまず有り得ず、近隣自治体との連携も欠かせません。
袖ケ浦市としての理想は港からのツアーに市内が組み込まれることですが、それがなくとも近隣にそれだけの消費・雇用の需要が生まれることは間接的でも十分プラスになると考えます。
下のリンクは木更津の協議会の様子ですが、実際に木更津港に寄港した大型クルーズ船の内部の様子まで写真があっておもしろいですよ!(船の中にショッピングモール、劇場やカジノも)http://www.city.kisarazu.lg.jp/14,50868,40,267.html
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広報紙・ネモトピの発行

本会議はまだ始まっておりませんが、情報発信を重点課題に掲げておりますので、さっそく広報紙を作成して駅での配布を進めています。
今後は本会議毎(年4回)に発行予定です。本当はもっと大々的に折り込み配布などしていきたいのですが、予算の都合上(自腹)限定されてしまいます…


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初議会&所属等のご報告

本日選挙後初となる臨時議会が開催され、議長・副議長をはじめ各委員会の委員等が決定しました。私は、
・総務企画委員会(財政関連や総務部・消防等の所管事項を扱う)
・議会広報委員会(議会だよりの作成等を行う)に所属することとなりました。

また、会派として「新風会」という会派に所属することといたしました。新風会のメンバーは篠原幸一議員、粕谷智浩議員、笹生典之議員に私が加わり4名の会派となり、私以外の3名も全員まだ2期目という最も平均期数が短い新勢力です。

初の議場ということで内心「この点呼は返事していいところか!?」などと作法的な部分で恐る恐るといった状態でしたが(笑)無事終了し、月末から始まる本会議に向けての準備も頑張ります!
なお、各会派と委員会の構成など詳細は以下のとおりです。
※見やすさ重視のため敬称は省略させていただきます。

◆議長…福原孝彦、副議長…榎本雅司

◆会派(人数・届け出順)
<創袖クラブ>
在原直樹(会派長)
渡辺盛
笹生猛
長谷川重義
山下信司
山口進
<新風会>
篠原幸一(会派長)
笹生典之
粕谷智浩
根本駿輔
<市民クラブ>
鈴木憲雄(会派長)
阿津文男
福原孝彦
<志清会>
小国勇(会派長)
佐藤麗子
<公明党>
前田美智江(会派長)
緒方妙子
<日本共産党袖ケ浦市議団>
篠崎典之(会派長)
励波久子
<開政クラブ>
塚本幸子(会派長)
佐久間清

◆委員会
<総務企画常任委員会>
佐久間清(委員長)
笹生猛(副委員長)
篠崎典之
長谷川重義
前田美智江
粕谷智浩
根本駿輔
<文教福祉常任委員会>
篠原幸一(委員長)
在原直樹(副委員長)
渡辺盛
阿津文男
榎本雅司
佐藤麗子
山下信司
<建設経済常任委員会>
鈴木憲雄(委員長)
小国勇(副委員長)
塚本幸子
励波久子
緒方妙子
笹生典之
山口進
<議会広報特別委員会>
佐藤麗子(委員長)
山下信司(副委員長)
塚本幸子
励波久子
鈴木憲雄
緒方妙子
根本駿輔
<議会運営委員会>
塚本幸子(委員長)
前田美智江(副委員長)
篠崎典之
鈴木憲雄
篠原幸一
小国勇
在原直樹
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図書館総合展

図書館総合展@パシフィコ横浜に行ってきました。袖ケ浦市は読書教育に力を入れていますので、もっとポテンシャルを活かせるんじゃないかな、と考えています。
会場には図書館振興財団さんのブースもあり、「図書館を使った調べる学習コンクール」の上位入賞常連自治体である袖ケ浦市が大々的に取り上げられていました!
面白かった事例・展示として、
・駅近の施設に図書館と大型書店を隣接させ、相乗的ににぎわいを創出している事例(桶川市)
・絵本を探す際に、おおよその対象年齢で絞れたり、最近覚えた言葉から適したものを類推したり、曖昧なストーリーの記憶から検索できたりと、今までになかった検索のしかたができるシステム(福岡の図書館で実証実験中)
などもあり、元々本好きの私としては図書館の未来が垣間見えて非常に面白い展示会でした。
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空き家バンクの意義

近頃話題の空き家バンクですが、袖ケ浦市でもスタートします。
しかし難しいなと思うのは、やり方次第では普通の不動産仲介と変わらなくなってしまうということ。「空き家となっている不要な住宅を売却/賃貸させる」ってだけならまんま民間の不動産仲介業者がやっている話ですからね。(私も昔この「売りに出しませんか?」という営業をしたことがあります笑)袖ケ浦市が始める空き家バンク制度も契約に市が絡む訳ではなく、あくまでもマッチングだけして契約関係は不動産業者が行うものです。…スー○やアッ○ホームやらで十分なのでは?と思えてしまいます。
不動産仲介の情報ってかなり統一されている業者向けのネットワークシステムがあるので、「あの不動産屋にいかないとこの物件は紹介してもらえない」というのはほとんど無いんですよね。さらに、市は空き家にしておく理由のアンケート調査を平成26年に行っているのですが、1位は「物置として必要だから(44.9%)」。
この方たちは恐らく空き家バンク制度があっても登録してもらる可能性は非常に低いでしょう。とはいえ今回始める制度は特別なシステムを利用するわけではなく市のHPにただ掲載するだけなので、費用はほとんどかからず、来年度から進められる予定の国が進める空き家バンク制度一元化までのつなぎのような性格です。
従って現時点ではお金をほとんどかけていないのでいいのですが、問題は一元化されたときに費用負担をするだけのメリットがあるシステムになっているのか?ということです。「システム利用料払っておいて、やってることは既存の不動産仲介業者がカバーしていたことと大差ない」を避けなければなりません。
ではどこで差別化していくのか。一つは、「情報の多さを武器にした営業」だと思います。空き家バンクの有無とは別に市では空き家の状況把握をしており、少なくとも平成24年の時点で378件の空き家を確認しています。この情報を基に制度登録への営業をうまくかけることができれば、既存の市場に出てこなかった物件を出すことも可能でしょう。
あるいは、システムに多額の費用を払うような制度であればあえて乗っからずに細々とやる、というのも十分考えられる選択肢でしょう。