袖ケ浦市では現在市庁舎(旧庁舎)の建て替えが検討されており、総務企画委員会のメンバーを中心に、最近建て替えが完了したばかりの浦安市庁舎を視察させていただきました。トップの写真は特徴的な天井採光。中央部が吹き抜けになっています。「エコボイド」というこの吹き抜け構造にすることで、明るい庁舎にして自然換気もできるようにしています。講義形式で説明と質疑応答を行っていただいた後、まずは議場を視察。傍聴席がユニバーサルデザイン(誰もが使いやすいつくり)になっているのが特徴的でした。 車いす用の傍聴スペース 特別傍聴室として個室状の傍聴室が設けられ、子供連れでも利用しやすい配慮が。 市民ギャラリー 託児室が設置され、手続きにきた親が子どもを預けられる体制。 ・PFI方式も検討したが、市が責任を持って管理運営を行うべきという観点などからデザインビルド方式(設計・施行一括発注方式)を採用。 ・コストはかかるものの、地震被災時にすぐ対応できるよう、免震構造で建築。 ・LCC(ライフサイクルコスト)を意識し、目先のコストダウンではなく長期的にコストを抑えられるように部材等を選択。 ・Wi-Fi環境もありましたが、キャリアと提携して入れているので市としてのコスト負担は無し。 ・建設にあたっては広報、パブリックコメントのほかにも障害者団体とユニバーサル意見交換会を実施。など、非常に参考になりました。引き続き、参考事例や公共施設のあり方について勉強していきます。 |